新たな小山ブランド発売へ 思川桜酵母で吟醸酒
下野新聞
2016年4月5日
【小山】酒類問屋の野崎本店(神鳥谷(ひととのや)4丁目、野崎一彦(のざきかずひこ)社長)は、市花オモイガワザクラ(思川桜)の酵母を使った「思川桜花酵母の酒 純米吟醸酒」を5日から発売する。産官学連携で開発して3年目に初めて吟醸酒造りに挑戦した。
花酵母の酒は、新たな「小山ブランド」を創出しようと、小山高専などと協力しながら開発した。今回は地元で作られた酒米「五百万石」だけを使い、精米歩合も従来の65%の純米酒から同55%の吟醸酒にレベルアップした。
3月中旬、醸造した上泉の杉田酒造で2日間にわたり原酒を搾り、500ミリリットル瓶で1500本分を商品化した。
価格は500ミリリットル入り1320円(税込み)。市内の酒店や道の駅思川、まちの駅思季彩館などで販売する。
(問)同店0285・22・0006。
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