桜並木、新名所に 7種300本お出迎え 3日に住民がまつり 桐生・黒保根
上毛新聞
2016年3月28日
ㅤわたらせ渓谷鉄道水沼駅(桐生市黒保根町水沼)周辺の桜を地域への誘客につなげようと、地元住民が初めての「桜まつり」を4月3日に開く。7種約300本の桜が順次咲く一帯で、花とともに模擬店や八木節演奏などを楽しんでもらう。
ㅤ同駅周辺は線路と渡良瀬川の間に、桜が南北約400メートルにわたり植えられている。一帯は1989年の同鉄道開業後、主に桐生市の深津一郎さんが提供した苗木を植え、現在の本数まで増えた。
ㅤ写真愛好家に知られるスポットになり、今年もすでに愛好家がカワヅザクラにレンズを向けている。名所として売り広く出そうと、住民による実行委員会が「まつり」を企画した。
ㅤ濃いピンク色のミヤビザクラ、ソメイヨシノは、今年はいずれも4月初めに咲き始め、ヤエザクラは4月下旬まで見られる見込み。
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