筑波山ガマまつり開幕 ケロロ軍曹との連携企画満載 茨城

茨城新聞
2022年10月1日

商売繁盛などを祈願する「第74回筑波山ガマまつり」(同実行委員会、つくば観光コンベンション協会主催)が、1日から筑波山で始まった。新型コロナウイルスの影響で、筑波山門前通りを約800人が走る「筑波山がまレース」は中止となったが、人気漫画「ケロロ軍曹」と「カエル」つながりで連携企画を展開。筑波山の名所を巡ってケロロ軍曹のキャラクターのスタンプを集める企画や、キャラクターたちと写真を撮れるパネルを設け、訪れた観光客らに筑波山の周遊を楽しんでもらう。

ガマまつりは、ガマの油を生み出したとされる筑波山中禅寺の住職・光誉上人の供養と筑波山観光の振興を目的に始まった。

今回は1日から来年1月9日まで開催。ケロロ軍曹との連携企画は、時期ごとに分かれてスタンプラリー全3弾を実施する。

第1弾は、31日までで、筑波山5カ所を巡ってスタンプを押してもらう。スタンプは、作者の吉崎観音さんが描き下ろした筑波山限定バージョンのキャラクターたちの絵柄を使用した。最後に筑波山神社で御朱印をもらって、完成となる。

第2弾は11月1日から30日までで、同じく5カ所を巡り、最後に筑波山大御堂の御朱印をもらい完成させる。

第3弾は、12月1日から来年1月9日までで、筑波山の名所を描いた手拭いにキャラクターのスタンプを押し、オリジナル手拭いを作ることができる。

このほか、キャラクターの色をモチーフとした食事メニューを各売店などで提供したり、キャラクターと写真を撮れるパネルを設置したりする。

同協会の担当者は「多くの人に筑波山の魅力を感じてほしい」と話した。