福だるまに名入れ 桜川・雨引観音

茨城新聞
2015年12月17日

商売繁盛や無病息災を願う「福だるま」の背に筆を入れる名入れ作業が桜川市本木の雨引山楽法寺(雨引観音)で大詰めを迎えている。16日も境内の絵馬堂で僧侶が真剣な表情で「雨引観音」と筆を入れていた。

数日で約千個のだるまの名入れを終える。だるまは群馬県高崎市から仕入れたもので、売れ筋は2千~3千円。「水害被害からの復興をとの願いを込めた。来年は災害のない、よりよい年になれば」と宇留野聖澄(しょうちょう)寺務長。

雨引観音では同日、本堂のほこりをササで清めるすす払いや、ボランティアによる境内の清掃も行われた。 

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