感染再拡大防止願う 【負けない 新型コロナ】マスク、お守りセット頒布 日光・中禅寺立木観音
下野新聞
2021年10月5日
【日光】中宮祠の日光山輪王寺別院・中禅寺立木観音は1日、新型コロナウイルスの感染再拡大防止への意識を高めてもらおうと、千手観音を示す梵字(ぼんじ)をあしらったマスクと疫病退散に御利益がある「角大師(つのだいし)」のお守りをセットにした授与品の頒布を始めた。
マスクなどは、11月に予定する夜間参拝の特別授与品として準備していた。本県などに発令されていた新型コロナ緊急事態宣言が解除されたことを受け、引き続き感染拡大に注意してほしいとの思いから夜間参拝に先駆けて授与することを決めた。
同寺はマスクとお守りに疫病退散や諸願成就の祈りを込めるため護摩祈祷(きとう)を行った。人見良典(ひとみりょうてん)執行(しぎょう)は「緊急事態宣言が解除されてもコロナ禍は続くので、気を抜かずに感染防止を続けてほしい」と話した。
1セット千円。11月の夜間参拝時、このマスクを着用している人は本堂での「光のお手綱(てづな)」参拝ができる。お守りはステッカーサイズで、持ち歩いたり車に貼ったりできる。
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