ボンネットバス、来春限定復活 創立100周年で東野交通

下野新聞
2015年11月26日

 東野交通(宇都宮市平出工業団地、佐川智明(さがわともあき)社長)は来春、創立100周年を記念して、1960年代に同社が使用していた車両と同型のボンネットバスを宇都宮、大田原の両市で“運行”する。

 来年3、4月の計9日間、1日3便ずつの体験乗車を実施する。60年式の車両を他社から借り、当時の東野バスと同じ赤と白のデザインに塗装。両市とも市街地を20~30分走行する。定員は1便30人。

 同社は1916年、川西町(現・大田原市)で東野鉄道として設立。「100周年を迎え、お客さまに少しでもお返しできれば。なつかしのボンネットバスで日常では味わえない貴重な時間を楽しんでほしい」と企画した。