特産品のカブも上がれ 道の駅 塩原かぶでスイーツ

下野新聞
2020年6月11日

 【那須塩原】関谷の「道の駅湯の香しおばら」内のスイーツショップ「あぐりのかふぇ」が、市特産のカブ「塩原かぶ」を使った新作スイーツの販売を始めた。

 スイーツは、「塩原高原かぶのジェラート」(400円)と「塩原高原ロールケーキ」(1カット300円)の2品。ジェラートは蒸してすりつぶしたカブの甘さと牛乳のコクが特徴。ロールケーキの生地にはカブを練り込み、クリームは地元で収穫したホウレン草を使用している。

 施設を運営するアグリパル塩原はこれまで塩原かぶの直売を行ってきたが、今年から本格的にスイーツに参入。新作スイーツは、塩原温泉観光協会の「ウェルカム新緑!ウェルかぶ塩原♪キャンペーン」の一環として提供している。

 同ショップのリーダー藤田(ふじた)さおりさん(48)は「旬のものを旬の時季に届けたい」と新型コロナウイルスで遠のいた客足が戻ることを期待した。

 塩原温泉街で塩原かぶを使った料理などが味わえる同キャンペーンは30日まで。(問)同協会0287・32・4000。

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