健やかな成長願う 那須 黒田原神社で泣き相撲

下野新聞
2015年11月4日

 【那須】黒田原神社(佐藤元典(さとうもとのり)宮司)の秋の例大祭が3日、寺子乙の同神社で開かれ、子どもの健やかな成長を願う恒例の「泣き相撲」などが行われた。

 先に泣きだせば勝ちの行事。町内外から27人の乳幼児が母親らに連れられて参加した。子どもたちはまわし姿の男性に抱きかかえられて土俵に上がると、「ヨイショー」や「もっと泣けー」などと行司の掛け声で大きく揺り動かされた。

 この日は、泣き相撲に先立ち稚児行列も行われ、来春に小学校入学を控える子どもたちはかわいらしい衣装を着飾り、男子は烏帽子、女子は鈴の冠をかぶり、神社周辺を練り歩いた。

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