ほこり払って輝き一段と 【2019師走点描】日光東照宮「陽明門」
下野新聞
2019年12月26日
日光市山内の世界遺産日光東照宮で20日、神職、みこら職員総出で、国宝の陽明門や本殿など建造物を清めるすす払いが行われた。
この日は、夜来の雨もやみ、陽明門は朝から冬の陽光に照らされ美しい姿を見せた。烏帽子(えぼし)、白い浄衣(じょうえ)姿の神職が約4メートルの笹(ささ)竹を使って、彫刻を傷つけないよう風を起こし慎重にすす払いした。
師走ならではの光景に、外国人観光客は物珍しそうに見上げ写真撮影していた。
今年、東照宮に奉職したばかりの神職斎藤芳保(さいとうよしやす)さん(35)は「参拝者の健康と、新しい年が災害のない年であるように、祈りながら奉仕しました」と話していた。
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