心込め縁起物作成 水戸八幡宮 七五三の準備進む

茨城新聞
2019年10月13日

七五三の季節を控え、水戸市八幡町の水戸八幡宮(田所清敬宮司)では、子どもの成長を願う縁起物「子育て笹」と「千歳飴(ちとせあめ)」の準備が進められている。

「子育て笹(ささ)」は同宮に伝わる縁起物で、笹が早く真っすぐに伸びることから、子どもが無事成長することを祈る意味が込められている。

社務所には、みこらが心を込めて五色絹、金鈴、短冊などを結び付けた笹の小枝が次々と積み上げられた。紅白の「千歳飴」の袋詰め作業とともに10月末まで行われ、各1500個を用意する。

同宮には市内外から多くの参拝客が訪れ、「11月15日に限らず、日が良い日には150ぐらいのご家族が参拝に来られている」と権禰宜(ごんねぎ)の山中一徳さんは話していた。

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