ぱっクリ 食べ頃 那須烏山の栗園 わせ種収穫期
下野新聞
2019年9月17日
那須烏山市中山の高森栗園でクリの収穫が始まり、裂けたいがの中から、丸みを帯びた良形の実が顔を出している。クリ林は約5ヘクタールの急傾斜地に広がり、5種類約2500本が並ぶ。現在はわせ種の「丹沢(たんざわ)」と「国見(くにみ)」が最盛期を迎えている。
同栗園は急傾斜地で水はけが良いため、平地に比べ甘みが強いのが特徴。高森耕一(たかもりこういち)代表(73)によると、今年は7月の長雨と日照不足の影響で実は小ぶりだが、味は例年通りという。
13日は小雨の降るあいにくの天気の中、宇都宮市から訪れた夫婦がクリ拾いを楽しみ、「ここのクリは栗ご飯にするととてもおいしい」と話していた。
クリ拾いは10月上旬まで行うことができ、週末には県内外から多くの観光客が訪れるという。