夏惜しむ光 夜空彩る 栃木・蔵の街花火大会

下野新聞
2019年9月11日

【栃木】「第6回蔵の街花火大会」が7日夜、市永野川緑地公園河川敷で開かれた。過ぎゆく夏を惜しむように約5千発が夜空を彩り、見物客を魅了した。

市民有志でつくる同実行委員会の主催。2014年から「市民による花火大会」として毎年募金活動をしながら続けている。

今年は「色」がテーマ。市内の太鼓グループ「岩舟武蔵太鼓」の演奏などに合わせ、合併前の1市5町をイメージした6色の花火や喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の大作「雪月花」にちなんだ花火、江戸時代の花火を再現したオレンジ一色の花火などが次々に打ち上げられた。

また会場には歌手小柳(こやなぎ)ゆきさんらも登場。残暑の中、大勢の市民らが来場し盛り上がった。