かれんな彩り春一面 日光の上三依水生植物園 ミズバショウなど見頃

下野新聞
2019年4月15日

 【日光】約300種、3万本の山野草を植栽している上三依水生植物園の湿生植物池でミズバショウやリュウキンカが見頃を迎えている。同園はプレオープン中で、15日にグランドオープンする。

 ミズバショウは約1500株植えられている。栽培が難しく、ミズバショウより一回り小さい黄色のキバナミズバショウも15株あり咲き始めた。開花は年々早まる傾向にあり、ことしの見頃は今月20日ごろまでという。

 高宮達也(たかみやたつや)園長(74)は「キバナミズバショウは珍しくそれを目当てに訪れる人もいます。白色の中に黄色がある様子を見てください」と話している。今後、雪割草やタツタソウ、カタクリなどが開花していく。

 15日はグランドオープン記念に、先着100人に山野草の花苗を無料配布する。(問)同園0288・79・0377。