春風乗って 元気よく 鹿沼 こいのぼり、遊郷祭PR

下野新聞
2019年4月10日

 【鹿沼】中粟野の直売所「遊の郷」南側の田んぼに、恒例となったこいのぼりが7日夕、揚げられた。春風をいっぱいにのみ込み、気持ち良さそうに山あいの地を泳いでいる。

 中入粟野推進協議会のメンバーが28日に同直売所で開催する「春の遊郷祭」をPR、盛り上げるために設置。地元から今年譲り受けたこいのぼりを含め10~2メートルの90匹を選び、ワイヤロープで3列に張った。カラフルなこいのぼりと青空、黄色の菜の花畑のコントラストが美しく、間もなく山々の新緑が加わる。

 遊郷祭は手打ちそば、模擬店などが出店し、各種イベントが計画されている。同協議会の岩出正行(いわいでまさゆき)会長(65)は「遊の郷がオープンして20年目となる。感謝を込めて盛大に開きたい」と話している。(問)同直売所0289・86・7800。