身近な草木こんな色に 田島さんが染色標本展示 桐生

上毛新聞
2019年2月4日

草木染に取り組んで40年以上になる田島勝博さん(76)=桐生市=が、77種からなる標本「薬草木と染色(そめいろ)」を製作した=写真。自らが所長を務める同市本町の「天然染色(そめいろ)研究所」で2月末まで展示する。
長年使ってきた草木染の原料に改めてじっくりと向き合いたいと思い、標本作りに1年をかけた。藍、クチナシ、ビワの葉などを使って染めたシルクの布を並べた。「身近な草木の色を知ってもらいたい」と話す。
田島さんは草木染の体験教室を開催。桐生工業高でも生徒に教えている。
午前10時~午後5時。問い合わせは同研究所(☎0277・43・1089)へ。