暑さと熱気と…全力みこし渡御 宇都宮中心部で「宮壹祭」
下野新聞
2018年7月2日
県内外のみこし愛好家が集い、宇都宮市中心部でみこし渡御する宮壹祭(みやいちさい)が1日、オリオン通りなどで開かれ、梅雨明けの街なかは活気であふれた。
市内のみこし愛好会「宮壹會(みやいちかい)」が毎年7月の第1日曜に開いており、43回目。6月29日に気象庁が観測史上最も早い関東甲信の「梅雨明け」を発表したため、「夏空」の下での開催となった。
この日、宇都宮市は最高気温33・8度の真夏日となった。厳しい暑さの中、みこしは宇都宮二荒山神社を出発。関東、東北から集まった数百人の担ぎ手は、威勢のいい掛け声を響かせながら、1基のみこしを交代で担いで勇ましく練り歩き、地元住民らの目を引きつけた。
見物していた同市江野町、会社員川上和彦(かわかみかずひこ)さん(64)は「街が盛り上がっていいですね。元気をもらう」と笑顔を見せた。街なかは今月中旬に天王祭、8月上旬に宮まつりが行われ、暑さとともに祭りシーズンも佳境に入る。
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