「高崎ビューホテル」⇒「グランビュー高崎」 新会社が事業継続 来月9日に営業開始

上毛新聞
2017年12月12日

12月末で営業を終了する高崎ビューホテル(高崎市柳川町)について、事業運営を引き継ぐ新会社のグランビュー(同所、木本高一朗社長)は、新ホテルの名称を「ホテルグランビュー高崎」とし、来年1月9日に開業する。高級感のあるシティーホテルと位置付け、客室や食事を一新して利用者増につなげる。2018年度以降に館内の改装や耐震補強工事を実施する。
新会社はドンレミーグループのココパルク(同市東町)と地元40社が共同出資し、9月1日付で設立した。新ホテルのロゴマークには地元柳川町にある「柳」をデザインしている。
現在運営する日本ビューホテル(東京都)が12月31日の宿泊分まで営業し、来年1月1~8日は休業となる。グランビューが5日に事業譲渡を受け、9日から宿泊や宴会、1階のレストラン「ノーヴァ」のランチなどを再開する。電話番号も引き継ぐ形となり、既に1月以降の予約も受け付けている。
4階には鉄板焼きや和食、そばを提供する各店舗が入るが、改修工事のため1月中の開業となる予定。今後、1階にラウンジバーを設ける計画もある。
食事は地元産食材を使うなど、地域密着のホテル運営を目指すという。料金設定は高崎ビューホテルと同水準のシングル1泊7700円からとなる。
ホテルグランビュー高崎の森田稔総支配人(47)は「高崎ビューホテルのこれまでの35年間を踏まえ、地元の人に愛され、大事なときに頼っていただけるホテルにしたい」と話している。

 

【写真】ホテルグランビュー高崎のロゴマーク

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