前橋四公の日本酒 2蔵元が商品化

上毛新聞
2017年10月19日

前橋藩主を務めた徳川幕府の名門大名家「前橋四公(しこう)」にちなんだ日本酒が完成し、16日に披露された。四公の各家を銘柄とし、「お前はまだグンマを知らない」で知られる漫画家の井田ヒロトさんがラベルをデザイン、二つの蔵元が商品化した。21日に市内で開かれる「第2回前橋四公祭」でもPRする。
酒井家のラベルは紫、松平家はオレンジを基調とした色使いで柳沢酒造(前橋市粕川町深津)が手掛けた。秋元家は赤、牧野家は緑で、聖酒造(渋川市北橘町下箱田)が担当。いずれも純米吟醸で1本(720ミリリットル)1400円。スーパーのフレッセイやJR前橋駅で販売している。
前橋四公を顕彰する同祭実行委員会(会長・山本龍前橋市長)を中心に企画した。副会長の植木敏夫さんは「前橋の歴史に興味を持つ人を増やしたい」と話している。

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