新年を前に“世界遺産の玄関口”を清らかに 日光二荒山神社の神橋で恒例「すす払い」
下野新聞
2025年12月14日

世界遺産「日光の社寺」の玄関口に位置する栃木県日光市上鉢石町の日光二荒山神社・神橋で12日、恒例の「すす払い」が行われた。
寒風の中、作業は午前10時ごろから始まり、神職と八乙女(みこ)の計5人が参加。おはらいをした後、神橋へ移動し、笹竹を使って朱色の欄干や擬宝珠(ぎぼし)などにたまったほこりを丁寧に取り除いた。
観光客らはきれいになった神橋を渡り、写真を撮るなどしていた。
日光二荒山神社の須藤茂成権禰宜(36)は「皆さんが良い一年を迎えられるように思いを込めた。玄関口である神橋を渡り、二社一寺をゆっくり参拝してほしい」と話した。
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