縁結びの神をまつる日光二荒山神社 境内に続く坂道の名は…「良い縁坂」看板を新調

下野新聞
2025年9月28日

栃木県日光市山内の日光二荒山神社は18日、国道120号から境内入り口へと約200m続く「良い縁坂」(西参道)に設置している看板を新調した。

縁結びの神を祭る日光二荒山神社は10年前に西参道に愛称を付け、看板を設置したり良縁を願うキャラクターを制作したりしてPRしてきた。設置していた木製看板が老朽化していたことから新調を決めた。

新看板はアルミ製で縦80cm、横40cm。足を含めた高さは約2m。「二荒山神社 西参道 良い縁坂」の文字を記し、円満やご縁といった願いが込められた紫色の「七宝柄」もあしらった。制作は鬼怒川温泉大原の鬼怒川工芸に依頼し、4カ所に設置した。

斎藤芳史権宮司(72)は「味のあるデザイン。徒歩だと息が上がるくらいの勾配だが、良い縁を目指して登ってもらいたい」と話した。

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