日光二荒山神社に必勝祈願の新スポット 故事にちなんだ黄金の「勝利の大蛇」像をお披露目
下野新聞
2025年3月30日

栃木県日光市山内の世界遺産・日光二荒山神社は、今年の干支「巳(み)」にちなんだ「勝利の大蛇」像を制作し、24日に日光二荒山神社で除幕式を行った。
像は男体山の神が大蛇に化け、大ムカデに姿を変えた赤城山(群馬県)の神と領地を巡って戦い、男体山の神が勝利したという神戦譚をモチーフに、必勝祈願などの象徴として作った。
海に千年、山に千年すんだ蛇は竜になるという故事から、竜の顔をした黄金の大蛇がとぐろを巻いたデザイン。強化プラスチック製で台座を含めた高さは約1m70、幅は約90cmある。日光二荒山神社の有料拝観エリア「神苑」内にある日光連山遥拝所の手前に設置した。
除幕式には関係者らが出席し、神事が執り行われた。日光二荒山神社の斎藤芳史権宮司は「勝負事だけでなく悪縁を絶ち、自分に勝つなどいろんな願いを込めてお参りしてほしい」と話した。
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