書道の力作17点 清友会が作品展 21日まで 茨城・ひたちなか
茨城新聞
2025年7月17日

茨城県ひたちなか市を拠点に活動する書道研究会「清友会」(西野香葉会長)の第28回清友会展が同市共栄町のギャラリーサザで開かれている。漢詩や百人一首の和歌などを題材に、さまざまな書体で書かれた会員らの力作17点が展示されている。同展は21日まで。入場無料。
清友会は茨城書道美術振興会の吉澤石琥理事長が主幹を務める書道誌「臨池」で研さんを積み、年1回独自に作品を発表。同展には会員16人と吉澤理事長が賛助出品した。
作品は漢詩をはじめ、水戸藩9代藩主・徳川斉昭の詩、百人一首の和歌などを披露。半切に漢詩の一節を丁寧に書き上げた江森葵鶯さんは「文字の切れ、線の切れを見てほしい」とアピール。他の会員の作品についても「いろいろな書体の違いがあり、個性が出ている」と紹介し、来場を呼びかけた。19と21の両日、ミニうちわに筆で字を書くワークショップも開く。