東海まつり花火7000発 8月10日、久慈川運動場 村発足70周年 茨城
茨城新聞
2025年7月11日

茨城県東海村の夏の風物詩「東海まつり」の花火大会が8月10日、会場を例年の阿漕ケ浦公園(同村村松)から村北部の久慈川河川敷運動場(同村亀下)に移して開かれる。打ち上げる花火は村発足70周年にちなみ「7000発」で、例年の3倍超となる。
東海まつりは村の四大祭りの一つ。実行委員会が運営し、毎年夏に実施されている。JR東海駅東口前の通りを歩行者天国にし、みこし渡御などの「イベント」と、別日の「花火大会」の2本立てだ。
47回目の今年は村発足70周年記念事業の一つに位置付け、より華やかに繰り広げられる。花火は例年(約2000発)よりも打ち上げ数が増えることから、広々とした会場にする。午後7時から約60分間、8号玉やスターマインなどを打ち上げる。製作と打ち上げは野村花火工業(同県水戸市)に依頼する。イベントは熱中症などを避ける狙いで、これまでの7月下旬から10月25日にずらして開催する。
今年のテーマは「楽笑(らくしょう)~未来の笑顔のために~」。実行委会長の橋本秀也さん(50)は「年代に関わりなく、多くの人に参加してもらい、大いに笑って楽しんでもらいたい。そういう場をつくりたい」と話している。
問い合わせは実行委事務局がある同協会(電)029(287)0855。