栃木県小山市で6月7~8日「おやま酒蔵まつり」市内5つの蔵元が集結、キッチンカーも

下野新聞
2025年6月1日

小山酒造家組合は6月7、8の両日、小山市役所前の小山御殿広場(栃木県小山市中央町1丁目)で「第9回おやま酒蔵まつり」を開く。2年に1回開いているが、今回は開始時間を1時間早い午前11時に繰り上げ、昼食時に家族連れにも楽しんでもらえるようにする。

出店する日本酒酒蔵は、銘柄「三福」の三福酒造、「若駒」の若駒酒造、「鳳凰美田」の小林酒造、「雄東正宗」の杉田酒造、「若盛」「門外不出」の西堀酒造の小山市内5蔵元。

三福酒造の「三福」は酒を好む人に「陽気な福」「健康の福」「和親の福」の三つの幸福をもたらすことを願っている。若駒酒造は万延元(1860)年創業の小山市内最古の酒蔵。小林酒造は吟醸酒専用の酒蔵を構え、その名も全国に響く。杉田酒造は「手間を惜しまず」をモットーにした南部杜氏が蔵人を率いる。西堀酒造は国登録有形文化財指定の酒蔵で日本酒醸造のほか、県内初のウイスキーも蒸留する。

キッチンカー4台、出店6軒が出る。焼き鳥、焼きそば、揚げ物、アユ塩焼きなど各種フードのほか、ソフトドリンクも販売される。

雨天決行。終了時間は7日が午後6時、8日が午後5時。飲酒にはチケットを購入する。まずチケット2枚(200円)でグラスを購入した上で、各蔵のブースで希望の酒とチケットを引き換える。チケットは1冊1000円。前売り券が11枚つづりで、当日券だと10枚つづりになる。

前売り券は蔵元5社、道の駅思川、小山商工会議所、小山市おもいがわ商工会、小山市観光協会、まちの駅思季彩館、おやま本場結城紬クラフト館で購入できる。数量限定でなくなり次第販売終了。

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