栃木県真岡市に硬式野球ができる新球場オープン プロ・高校野球の公式戦も開催へ
下野新聞
2025年3月25日

栃木県真岡市が整備した真岡市総合運動公園市民球場で23日、開場記念イベントが開かれ、市内学童クラブや独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)の特別試合を市民ら約1850人(主催者発表)が見届けた。
約20億7000万円をかけ真岡市小林に整備した。市有施設で唯一、公認野球規則の規格を満たし、硬式野球の公式戦に対応する。4月5日から利用開始し、今後は栃木GBや高校野球の公式戦の開催も予定している。
市内の学童8チームから72人が参加した市学童オールスターゲームや、市出身の小倉由靖選手が主将を務める栃木GBと埼玉武蔵ヒートベアーズとの特別試合などが行われた。
セレモニーで石坂真一市長は「この球場から、プロ野球選手を目指す子どもが一人でも多く生まれることを期待している」と話した。
市民球場の「初得点」を記録した真岡クラブの館野奏空さん(10)は「広くてきれいな新球場で楽しく野球ができた」と目を輝かせた。
⇒かつては日米野球の会場にもなった“野球の聖地” 宇都宮市の球場を建て替え
地図を開く | 近くのニュース |