「よりどりみどり」の食品や工芸品 群馬・みどり市が認証商品の名称リニューアル

上毛新聞
2025年3月22日

地元産品を生かして市のイメージ向上につなげようと、群馬県みどり市は18日、市内の優れた食品や工芸品を認証する「みどり市認証商品」の名称を4月から「よりどりみどり」へ変更し、ロゴマークを一新すると発表した。地元業者の品物を多くの人に知ってもらうため、市は魅力発信を進める。

 ロゴマーク一新 魅力発信進める

認証制度は「みどり市ブランド」として2007年度に始まり、現在28種がある。3月末で認証期間が終了することから、制度の刷新を図った。

市内の事業者に呼びかけ、商工会や行政、学術関係者らの審査を経て、近藤酒造の「清酒 赤城山」、岡直三郎商店の「日本一しょうゆ」、星野物産の「上州地粉手振(てぶ)りうどん」といった食品、スイーツ、工芸品など計15種を新たに認証した。

併せて博報堂と組み、市内の袈裟丸山や渡良瀬川、わたらせ渓谷鉄道の列車を取り入れたロゴを制作。シール化して各商品に貼ったり、インターネット上でPRに使ったりする。認証品をイベント会場で販売するなどして普及につなげる。

刷新したロゴマーク

市大間々庁舎で発表会が開かれ、各事業者が商品の強みや製造への思いを述べた。須藤昭男市長は「市制20周年に向け、さまざまな事業が動いている。商品を通して、みどり市を訪れる多くの人に魅力を伝えていきたい」と語った。

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