宇都宮市に…こんな場所あった? 南北を貫く道路とLRTの「ダブル立体」まるで近未来

下野新聞
2025年2月5日

栃木県宇都宮市野高谷町の国道408号宇都宮高根沢バイパスの野高谷立体が完成し1月30日、供用開始された。

供用前に行われた通り初め式で福田富一知事は、宇都宮工業高生が製作した乾電池式フォーミュラカーに乗車し、関係者の車両約40台を先導。交通の大動脈の開通を祝った。

野高谷立体は宇都宮高根沢バイパスと県道宇都宮向田線が交わる野高谷ランプ交差点(旧野高谷町交差点)に建設された。

工業団地が集積する鬼怒川左岸地域は慢性的な渋滞が課題で、宇都宮高根沢バイパスの4車線化と交差点部分の高架化を図った。総事業費は約51億円。

県産業技術センターで行われた開通式には福田知事や佐藤栄一宇都宮市長ら約100人が出席。福田知事は「野高谷立体の開通によって渋滞が解消される見込みで、地域の円滑な交通が確保され、さらなる地域産業の活性化が期待される」とあいさつした。

⇒以前の風景は?立体化工事をしていた頃の野高谷町交差点【動画も】

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