栃木県内の農園で干し芋づくりがピーク 「本来の甘さにこだわり」道の駅でも販売

下野新聞
2025年1月24日

冬の味覚の干し芋作りが栃木県上三川町多功の「いしざき農園」で繁忙期を迎えている。

いしざき農園では約3haの畑で栽培した「紅はるか」を使い、従業員ら15人が干し芋を生産。厚さ9mmにスライスした芋は約1週間、切らずに作る丸干しの芋は約3週間干して仕上げており、1日約120kgを出荷している。

22日は従業員らが蒸した芋をスライスしたりビニールハウス内で網の上に並べて天日干ししたり、作業に追われていた。いしざき農園の石崎幸寛代表(72)は「芋の本来の甘さにこだわり、鮮度と品質を追求しています」と話した。

作業は2月末まで続く予定で、干し芋はいしざき農園の直売所や直販サイトのほか、宇都宮市や下野市内の道の駅などで販売している。

⇒栃木県内で盛んな干し芋作り 足利市でも

地図を開く 近くのニュース