ホタル舞い踊る里山の夜　栃木県に“ピーク時には100匹超が飛び交う”観賞スポット

栃木県茂木町の北東部、山内の甲地区を流れる八反田川でゲンジホタルが乱舞するシーズンを迎えた。「ホタルの小径」と名付けられた川沿いの農道には、ホタルのほのかな光に彩られた里山の夜を楽しもうと連日、地域住民らが訪れている。

八反田川は那須烏山市との境から那珂川に注ぐ川幅5mほどの清流。以前からホタルの観賞ポイントとして知られていて、ピーク時には中流約100mに100匹超が飛び交い、幻想的な光景をつくり出す。

7日は地元の地域活性化団体「棚田の郷かぶと」も棚田オーナーら約40人を招いて観賞会を開催。千葉市から家族で訪れた小学生の姉妹は「初めてホタルを見た。光がとてもきれいだった」と感動した様子だった。

棚田の郷かぶとによると、シーズンはあと1週間ほどだという。

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