「太公望」氷の下と駆け引き 赤城大沼(群馬)でワカサギ釣り
上毛新聞
2025年1月18日
赤城大沼(群馬県前橋市)の冬の風物詩、ワカサギの氷上釣りが始まり、太公望が氷の下の駆け引きを楽しんでいる。
昨年は部分解禁だったが、今年は結氷が進み、初日の13日から全面で解禁した。釣り客は吟味して場所を決めた後、穴を開けて釣り糸を垂らし、ワカサギの手応えとともに、雪化粧した黒檜山や氷点下の凛(りん)とした空気を堪能していた=写真。
赤城大沼漁業協同組合の青木泰孝組合長(75)によると、昨夏の酷暑でワカサギは例年よりやや細身だというが「活きはいい。冬の風情も含め、楽しんで」と話している。今後の気候次第だが、3月下旬までを予定する。