祇園屋台6台 初集結 幕末~昭和に制作文化財の価値PR

上毛新聞
2025年1月7日

幕末から昭和前期に造られ、国内最大級とされる群馬県桐生市本町1~6丁目の祗園屋台が11月1~3日、史上初めて一堂に会する。例年、江戸期から360年以上の伝統を誇る桐生祇園(ぎおん)祭で一部を披露しているが、市と旧新里、黒保根両村の合併20周年を記念して市内にある国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)で一斉に展示する。織都の経済力を背景に華麗な装飾が施されており、市民をはじめ多くの人に文化財としての価値を再認識してもらう。