日光東照宮の国宝「陽明門」に何が? 細心の注意で落とそうとしているものは…
下野新聞
2024年12月22日
栃木県日光市山内の世界遺産・日光東照宮で12月20日、年の瀬の風物詩「すす払い」が行われ、神職や巫女がたまった汚れを払い、社殿を清めた。
国宝「陽明門」では多くの参拝客が見守る中、神職ら4人が作業に当たった。長さ約5mの笹竹などを手に、彫刻に傷を付けないように風を起こし、1年間にたまったほこりを丁寧に落とした。
訪れた参拝客は写真を撮るなどして、年末の恒例行事に見入っていた。
神職の伊藤智文さん(63)は「祭神徳川家康公の御神徳が、海外を含め広く行き渡りますようにと思いを込めてすす払いした」と話した。
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