栃木県茂木町の人気テーマパークの花火大会が中止　夏の打ち上げ事故の影響で

栃木県茂木町のテーマパーク「モビリティリゾートもてぎ」は、例年1月2日に開催していた冬の花火大会について、2025年の開催を中止すると発表した。

モビリティリゾートもてぎでは、8月14日に開催した花火大会で2尺玉1発が地上付近で破裂する事故が発生。約1万6000人の観客にけがはなかったが、飛び散った破片で車3台のフロントガラスなどが破損した。

中止の理由について、ホームページで「事故に関して原因究明に時間を要しており、準備期間を考慮いたしますと2025年冬の開催は断念せざるを得ないという判断に至りました」と説明している。

今後はより安全な運営体制を整え、2025年夏の開催に向けて準備を進めていくという。

モビリティリゾートもてぎの冬の花火大会「New Year HANABI」は、音と光をシンクロさせた「劇場型花火」をサーキットの観覧席から見渡せることで人気。例年1月2日に開催され、新年の幕開けを彩るイベントとして定着していた。

【画像】2021年1月2日に開催された冬の花火大会

出典：https://www.mr-motegi.jp/fireworks/winter.html

⇒人気温泉地ランキング３、4、6位に北関東勢　栃木、群馬…最上位は「子連れ利用が伸びている」