「つるし柿」駅ホームに晩秋の彩り 群馬・中之条町

上毛新聞
2024年12月2日

「つるし柿」が群馬県中之条町のJR中之条駅上り線ホームに並び、晩秋の彩りを添えている=写真。電車を待つ観光客は「本物の柿だ」「季節感があっていい」などと写真撮影を楽しんでいた。飾り付けは12月半ばまでの予定。

柿は例年よりも少ない約100個。駅敷地内の柿が不作で、近所の住民が提供した。近くのデイサービス「もてなし日和 えん」の利用者が皮むきで協力し、中之条観光ガイドボランティアの会と橋本のぞみ駅長がつるした。

つるし柿は1988年から行われ、晩秋の風物詩として親しまれている。