栃木県で「雲海」が見られる絶景スポット この冬も…朝日に染まって幻想的に
下野新聞
2024年11月27日
栃木県茂木町北部を流れる那珂川で、冬の訪れを告げる雲海が見られるようになってきた。宇都宮市や県東部で今季一番の冷え込みだった25日、展望台がある茂木町九石の鎌倉山(216m)からは朝日に染まる雲海の幻想的な光景を楽しむことができた。
雲海は河川などから立ち上る水蒸気が冷やされ霧となり、それが厚みを増して広範囲に広がる現象。この日は未明から霧が立ち込め、茨城県までの流域一帯に雲の海ができた。
鎌倉山では午前5時半ごろ、東の空が明るくなりだすと雲海がはっきり確認でき、時間の経過とともにうねり、波立ち、表情を変えていった。
午前6時半過ぎに日の出を迎え、朝日がかかる部分がオレンジ色に輝き始めた。
鎌倉山にはカメラ愛好家など10人ほどが集まり、雲海を堪能した。
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