《釣り》サーフルアーでヒラメ 北茨城の海岸で遠投 ポイント見極め肉厚46センチ
肌寒い日も徐々に増え、秋の深まりを感じる。海水温が少しずつ低下するこの時期は、絶好のサーフルアーシーズン。茨城県の砂浜では、ヒラメが数釣れるようになってくる。高級魚を砂浜から狙えるという魅力もあり、北茨城市の海岸へサーフルアーに出かけた。
釣行当日は天候に恵まれ、波も低くサーフルアーには絶好のコンディション。はやる気持ちを抑えつつタックルの準備をする。遠浅の海岸が多い茨城県では遠投できるタックルを準備すると良いだろう。
今回はロッド10フィートに4000番クラスのスピニングリール。メインラインはPEライン1号、ショックリーダーはナイロン5号を使った。ルアーはポイントや当日の状況で変えるが、遠投性を考えると20~40グラムくらいがキャストしやすい。
準備を整えていざサーフへ。一見代わり映えしないサーフでも地形の変化や潮の流れなど、変化のあるポイントにヒラメは潜んでいる。探していくと少し掘れて深いワンド状のポイントがあったので釣りを開始。
ワンド状のかけ上がりや潮の流れが変化する所を丁寧に探ると突然「ググッ」とさお先に重みが。アワセを入れるとグングンと力強い抵抗。慎重に引き寄せると厚みのある良型ヒラメだった。
変化のポイントを見極め、状況に合ったルアーを選び、狙ったポイントで釣れた1匹はとてもうれしい。幸先良いスタートに気合が入るが同じポイントでは釣れなかった。
釣れそうなポイントがまだまだあったので丁寧にルアーを通す。必ず魚の反応があるわけではない。しかし丁寧に探ることは釣果につながる。魚からの反応がないままキャストを繰り返すうち、少し小ぶりだが2匹目が釣れた。諦めずにルアーを投げ続ければ結果は付いてくる。
その後も変化のあるポイントを探し丁寧にルアーを通すよう意識して釣り続けると、さらにヒラメの反応があり合計5匹釣れた。最近の茨城サーフの好調さを実感できる好釣果だ。
現在、県内6店舗で茨城のサーフルアーフィッシングを盛り上げる「2024茨城サーフヒラメフォトダービー」を来年1月31日まで開催している。サーフルアーフィッシングに、ぜひチャレンジしてほしい。(上州屋水戸店・小田木修)