焼き菓子やチョコ 群馬・安中市の梅使った「あんなか梅スイーツ」、自慢機で販売 県庁・ネツゲン
上毛新聞
2024年9月12日
群馬県庁32階の官民共創スペース「ネツゲン」にある自動販売機「自慢機」で今月から、安中市の梅をふんだんに使った「あんなか梅スイーツ」の販売を始めた。梅の風味を生かした地域色あふれる商品が並んでいる。11月末まで。
駐車場や自販機の情報サイトを手がける「駐車場をさがせ」(高崎市常盤町、船越谷尚彦社長)が運営する自慢機は、県内各地の自慢の名産品を紹介する狙いで6月にスタート。中身の商品は定期的に入れ替え、第1弾は下仁田町の品々を扱った。
「あんなか梅スイーツ」は、安中市商工会と会員事業者が、土産や菓子、贈答品などとして愛される名物づくりを目指して昨年度に開発した。自慢機では、焦がしバター生地とジューシーな梅の調和が楽しめる「秋間梅林の梅フィナンシェ」(220円)や、磯部せんべいと組み合わせた「梅チーズチョコレートサンド」(490円)などを扱う。
同市商工会の上原英之事務局長(65)は「新製品を作ることはできても、販路を拡大することは難しい。磯部せんべい、釜めしに並ぶ物産品としてPRしていきたい」と語った。