「赤くておいしそう」 群馬・沼田市のリンゴ園がオープン 開園式で児童15人がリンゴ狩り 「災害少なく出来栄え良好」と生産者
上毛新聞
2024年9月8日
リンゴ農園71軒でつくる群馬県の沼田市りんご組合(木内修一組合長)は5日、今シーズンのスタートを盛り上げる統一開園式を同市中発知町の真田りんご園で開いた。沼田池田小の1、2年生15人をリンゴ狩りに招き、子どもたちと共に収穫期の到来を祝った。
児童は大きく色鮮やかに実った品種「おぜの紅」をもぎとって収穫した=写真。2年生の小島涼葉さんは「赤くておいしそう。冷やして食べたい」と笑顔を見せた。
組合によると、今年は気象災害の影響が少なく出来栄えは非常に良好。同市のリンゴは木になった状態で完熟させるのが特徴で、田村公一副組合長は「一番おいしい状態で食べることができる。甘くジューシーなリンゴを味わってほしい」と話している。
各観光農園で順次、リンゴ狩りの受け付けを開始する。収穫体験は11月末ごろまで楽しめる。問い合わせは市観光協会(☎0278-25-8555)へ。