マンホール鉄ぶた販売 水戸市 2種類 梅、市章のデザイン 茨城

茨城新聞
2024年9月8日

茨城県水戸市は、市で使用したマンホールの鉄ぶたを販売する。マンホールは近年、各自治体でゆるキャラや土地の特色をデザインしたふたが広がり、図柄のカードも発行するなど注目されている。2回目の販売となる今回は、梅や市章をあしらった2種類計5枚を各3300円で販売。9~13日に同市中央の市役所本庁舎1階で実物を展示する。

市によると、マンホールのふたの販売は2019年に初めて実施し、多くの問い合わせが寄せられ、10枚を完売した。今回販売するのは1982~2001年製で状態が良い物を選んだ。いずれも直径約60センチで重さは約40キロ。

居住地による申し込み制限はないが、転売など営利目的で購入しないなどの条件もある。ふたの規格は自治体や用途によって異なるため、交換には使用できないという。

水戸市の市章が入ったマンホールのふた(水戸市提供)

申し込みは市のホームページからのダウンロードか市下水道計画課の窓口で入手できる購入申込書に必要事項を記入し、19日まで同課に直接か郵送で受け付ける。申し込み多数の場合は、抽選を実施する。

市担当者は「近年はマニアの方も多く、庭のオブジェなど観賞用にいいのではないか」と話している。問い合わせは同課(電)029(350)8508。