「バーガー日本一決定戦」 ジューザ(群馬・桐生)準優勝 ジュピターズ(群馬・中之)3位
日本一のハンバーガーを決めるフードスポーツの大会「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024」で、Ju the burger(ジューザバーガー、群馬県桐生市本町)が準優勝した。3位にジュピターズキッチン四万温泉(群馬県中之条町四万)が入り、全国の人気店が集う大会で県内2店舗が好結果を残した。
指定の食材など決まったルールの中で制限時間内に調理し、味や見た目、調理の正確さなどで競う。大会は2022年に初開催され、今年で3回目。さいたま市で6月下旬に開かれた。
全国54店舗から応募があった。書類審査や予選会を経た16店舗と前年の準優勝店など計18店舗が本選に出場し、トーナメント形式で戦った。
決勝には本県2店舗を含む4店舗が進出。指定食材は日本ハムが開発した鶏レバー製のフォアグラ「グラフォア」で、各店舗が工夫を凝らしたバーガーを完成させた。
ジューザバーガーは、カモ肉を混ぜたパティなどグラフォアを引き立てる食材をバランス良く組み合わせ、「For Gras foie(フォーグラフォア)」を完成させた。審査員からは食材の調和が評価された。
オーナーの新見香織さんは「おいしいと思うバーガーを100%の力で作れたが、わずかに届かず悔しい。機会があれば、さらに上を目指したい」と話した。
ジュピターズキッチンは、チーズやバターなど県産食材とグラフォアを混ぜ込みマッシュポテトフライにした。上州牛のパティなどを重ねた「グンマッシュポテトチーズバーガー」を仕上げた。
優勝したハリーズジャンクション(宮城県)は、11月に本場・米国で開催されるフードスポーツイベントのハンバーガー部門の日本代表参加権が贈られた。