栃木県日光市の光徳牧場がリニューアルオープン 牛の放牧、場内レストランを再開

下野新聞
2024年7月3日

奥日光の光徳牧場(栃木県日光市中宮祠)が1日、リニューアルオープンした。5年ぶりに牛の放牧を再開。これまでアイスクリームの販売のみだったが、場内レストランも営業を再開した。

光徳牧場は1897年の開場。2021年5月に、東武鉄道のグループ会社・東武興業(東京都墨田区)が事業を承継した。同社は近くにある日光アストリアホテルを運営している。

牧場は敷地面積約5万1000平方メートルに牧草地、牛舎、レストランがある。リニューアルに合わせ、ブラウンスイス種5頭を飼育し、そのうちの一部を放牧する。

レストランは6月29日に先行オープン。これまで、修学旅行生などに限って受け入れていたが、一般客向けにも営業。「ダブルバーガーセット」(飲み物付き1800円、税込み)などのメニューを用意している。

牧草地の見晴台には、日光国立公園内の倒木を活用したベンチを新設したほか、トイレ関係も整備した。同社は「地区の景観や雰囲気にふさわしい機能・サービスを強化し、奥日光の観光拠点としての価値を向上していく」としている。

営業は午前9時~午後4時半。(問)同社日光事務所0288・53・0901(平日のみ)。

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