《茨ぱん(ibapan)》長時間低温熟成発酵塩パン パン工房 こはるびより(茨城・潮来市)
■うまみ引き出す技術
ベーグルと食パンのかわいらしいイラストが店舗の目印。店内は木材の印象が強い温かい雰囲気で、ガラス張りのショーケースに常時30~40種類のパンが並ぶ。「気取らない、入りやすい店にしたい」とオーナーの八木淳さん(50)。手に取りやすい価格設定を意識している。
一押しは「長時間低温熟成発酵塩パン」(216円)。生地を作ったら冷蔵庫で1晩寝かせ、翌日に成形、再び寝かせ、その翌日に焼成-と3日間かけて作る。低温で熟成することでもっちりとした生地に仕上がり、発酵がゆっくり進んでうまみが引き出される。表面は香ばしく、振りかけたヒマラヤ岩塩のまろやかな塩気が絶妙だ。
「たかなおにぎりふらんすパン」(同)は高菜、マヨネーズ、ごまをフランスパン生地で包んだ総菜パン。確かなおいしさと見た目の愛らしさで人気だ。
ベーグルの品ぞろえは約10種類と豊富。中でも、棒状のクリームチーズを黒ごま入りの生地でくるんだ優しい味わいの「黒ごまクリームベーグル」(248円)が評判。3日間かけて生地を作り、ゆでる工程を省略しない伝統的な製法で幅広い層から支持を集めている。
茨城県潮来市日の出8の14の2 プロスパリティ1階
定休日は月、火曜
営業時間は午前9時~午後5時(なくなり次第終了)
(電)0299(95)7737
インスタグラムのアカウントは@bakery_koharubiyori
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