40代には中部・北陸が人気!? 栃木県民1700人に聞いた「この夏の旅行事情」行き先の上位は…
関東甲信地方では平年より大幅に遅い6月21日に梅雨入りが発表されたが、もうすぐ7月。さんさんと陽光が降り注ぐ夏の到来が迫っている。下野新聞社のデジタルサービス「とちぽ」では夏休みの計画に関するアンケートを行い、栃木県民の今年の夏休み旅行事情を探った。
■3分の1は旅行の計画あり
アンケートは5月31日~6月14日、「とちぽ」のLINEアカウント上で実施し、1742人が回答した。
今年の夏休みに旅行を「予約している」と答えたのは6.3%。「計画している」とした28.1%と合わせて約3分の1は前向きな姿勢を示した一方、多数を占めたのは「予定はない」の65.6%だった。
とちぽで昨年7月1~19日に実施したアンケートでは、「予約している」10%、「計画している」33%だった。今年は約1カ月早く実施したことから、「予定がない」と答えた人がやや多かったようだ。
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■50代以上に人気なのは…
旅行を「予約している」「計画している」と答えた人の行き先では、関東地方が43.2%で最も多く、そのうち栃木県内は16.7%だった。
次いで東北が19.9%。中部・北陸13.4%、北海道6.7%、近畿6.2%などと続き、海外は3.5%だった。
昨年のアンケートでは、関東地方は50%(うち栃木県内21%)。東北17%、中部・北陸13%、北海道4%で、海外は2%。近場の人気が高い一方、新型コロナウイルス感染症の5類移行から1年以上経過したこともあるのか、遠出需要がわずかに回復していることがうかがえる。
年代別でみると、子育て世代の30代は関東地方が唯一5割超。40代は他の年代と比べて中部・北陸(16.2%)の人気が高く、50代以上は東北(50代22.1%、60代以上22.4%)の支持が厚かった。
主に利用する交通手段では自動車が61.3%を占めたが、昨年からは約8ポイント減少。新幹線・電車22.5%(昨年17%)、飛行機13.4%(昨年11%)が割合を増しており、多くの県民がより遠くの旅行先を検討しているようだ。
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「とちぽ」では栃木県民の本音を探るアンケートを随時実施しています。アンケートに答えることでポイントを貯めることができ、500ポイントで500円分のアマゾンギフト券などに交換可能です。ご利用はLINEで友だち登録してください。
なお、無作為抽出で民意を把握する世論調査ではありません。