<栃木・県央グルメ>ハリーカリー(宇都宮) “映えるカレー”は辛さ&トッピングで多彩なおいしさ

下野新聞
2024年6月23日

その見た目の美しさからインスタグラムなどで映えるカレーとしても知られる。だが一口食べれば、味そのものが人気の理由と納得するはずだ。

ルーは2種類で、13種類のスパイスが効いたフルーティーな中辛の「ハリー」と、バターをふんだんに使った甘口の「リリー」。迷った末に選んだのは、リリーに2辛(40円)を追加したトッピング全部乗せの「ダブル」(1150円)。

ルーに溶け込む野菜の甘みが優しく、追加の辛みスパイスソースと混ぜると味わいが変化する。野菜のマリネやマッシュポテト、揚げ玉を乗せた豚肉など5種類のトッピングは食感も異なり、一皿でいろいろなおいしさが楽しめる。

「何年も試行錯誤して作り上げた味」と店長の大林亜矢さん(37)。もとは近隣で開いていたカフェのメニューだったが、人気となり専門店を開いた。

デザイン事務所を開く兄でオーナーの大林友也さん(40)が、盛り付けを考案。亜矢さんの双子の姉稲生茉矢さん(37)もスタッフを務め、いわばきょうだいの力を結集した逸品だ。

店名のハリーは、ハッピーとカリーを合わせた。亜矢さんは「食べた人に幸せになってほしい」と笑顔で話した。

▼メモ 栃木県宇都宮市屋板町1510の4。午前11時~午後3時(ラストオーダー2時半)。水曜定休。(問)028・688・8625。

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