<栃木・県央グルメ>ルナール洋菓子店(高根沢)エクレア 季節のフルーツを盛った人気商品

下野新聞
2024年6月15日

ケーキは1日に30種類以上、半生菓子や焼き菓子まで含めると約100種類が店頭に並んでいる。

オーナーの橋本博行さん(43)は「エクレア(1個200円)も定番の人気商品の一つですね」と話す。数量限定で売り切れも必至という。

作業は小麦粉やバター、県産卵などで作った棒状の生地を、強火のオーブンで焼き上げる。生地に盛られたカスタードクリームの上に季節のフルーツ類をトッピングし、生クリームで仕上げる。

地元産とちおとめなどを用いたイチゴ版は間もなく終了となり、時季の食材を用いたエクレアへと推移していく。

店名のルナール(Renard)はフランス語でキツネを意味する。橋本さんが宇都宮市のクイーン洋菓子で修業中、最初に教わった飾り人形(マジパン)がキツネだった。“初心忘るべからず”と採用した。

橋本さんの妻や弟、パティシエ仲間で切り盛りする店は17年がたち、地域にも定着した。橋本さんは「自分たちの目が届き、管理できるものを作り、ここで販売しています。添加物などを使う必要もないので」と品質への配慮とリーズナブルな提供を心がけている。

▼メモ 栃木県高根沢町光陽台3の6の10。午前9時半~午後7時半。月曜定休(ほか休日あり)。(問)028・680・2020

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