遠方から買い求める人も多い“天然わさび” 栃木県と福島県の境にある「山王わさび園」で収穫

下野新聞
2024年6月6日

栃木、福島県境に位置する日光市横川の「山王わさび園」で、ワサビの収穫が本格化している。

山王わさび園は標高約1200mの男鹿川源流部の棚田約2350㎡で3品種を栽培。毎年5000本以上を収穫する。今年は4月中旬に収穫が始まり11月まで続く。

4日は園主斎藤修二さん(65)が山林の中にある棚田に赴き、高級品種とされる真妻種を手で引き抜いた後、透き通った清流で一つずつ丁寧に洗っていった。

ワサビの根茎や加工品は国道121号沿いの店舗で販売している。県外からの客やリピーターが多いという。斎藤さんは「ワサビは葉やひげ根まで食べることができる。ツンとした辛みを楽しんでほしい」と話している。

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