あれ?数十年に一度しか咲かない「幻の花」が2年ぶり開花 栃木県栃木市のとちぎ花センターで

下野新聞
2024年6月2日

栃木県栃木市岩舟町下津原のとちぎ花センターで、数十年に1度しか開花しないとされる植物「アガベ」が、前回の開花から2年ほどで再び黄色の花を咲かせ、職員らを驚かせている。

アガベは米国南部や中南米の乾燥地帯に自生するリュウゼツラン科の植物。1世紀に1度だけ開花するという意味を込め「センチュリープラント」とも呼ばれる。同センターでは鑑賞大温室に展示されている。

再び花を見せているのは、2年ほど前に一度開花した株。アガベは通常、花を咲かせた後に枯れてしまうが、株の根元に小さなつぼみを付け、枯れずに残ったという。2週間ほど前に職員が花を発見。現在も約20個のつぼみがある。

同センターの永島安紀さんは「咲くだけでも珍しいが、さらに珍しい姿をご覧いただきたい。2週間ほどは楽しめると思う」と話している。

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