花びらひらり 茨城町大戸のサクラ

茨城新聞
2017年4月20日

徳川光圀公が花見をしたと伝わる茨城町大戸の国指定天然記念物「大戸のサクラ」が満開となった。樹齢約500年のシロヤマザクラで、白い花びらが少しずつ舞う様子をカメラで撮影する人が訪れている。

管理している同所の齋藤利子さん(90)は訪れた人たちに「いい時季に来ましたね」と見学者に声を掛けている。町は「見頃は21日ごろまで」とみている。

1902年に落雷で被害を受けたが、齋藤家の人たちが世話を続け復活。32年に国の天然記念物に指定された。茨城百景にも選定されている。

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