<栃木・県南グルメ>香蘭(栃木)五目中華粥 とろけるような食感と素材のうま味が人気

下野新聞
2024年5月18日

栃木県内では珍しい中華がゆの専門店。一番人気の「五目中華粥」(950円)には、エビやホタテの貝柱、牛肉、イカが入っている。付け合わせは春巻きの皮と白髪ネギ、ザーサイ。素材のうま味と、とろけるような食感が女性客を中心に人気を集めている。

おかゆは米を鶏がらで炊き、丁寧にあくを取りながら仕上げていく。毎日の気温に応じて炊き具合や塩気を調節する繊細な料理だ。

海鮮や白かゆなど6種類のおかゆのほか、ランチタイムにはエビチリやユーリンチーといったおかず3品とライス(おかゆに変更可)、ドリンクが付く「本日の3点盛り」(1500円から)も提供。デザートの「生しぼりモンブラン」(550円)は、注文ごとに細さ1ミリのクリームを絞り、優しい口溶けと見た目の美しさが人気だ。

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店主田中芽久美さん(41)の両親が約45年営んでいた中華料理店を昨年1月にリニューアル。「幼い頃に家庭で特別に作ってくれていた料理を残したい」との思いから、中華がゆをメインに据えた。父文夫さん(71)は現在も調理を担当している。

メニューにはチャーハンなど中華料理の定番もある。芽久美さんは「幅広い世代の方に食べてもらえたらうれしい」と話している。

▼メモ 栃木県栃木市箱森町36の28。午前11時~午後2時、午後5~8時(日曜は午前11時~午後4時)。月曜定休。(問)0282・23・4760。

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