栃木・矢板の「城の湯温泉センター」宿泊棟がオープン スポーツツーリズムの拠点に
栃木県矢板市がスポーツツーリズムの拠点として整備してきた矢板市川崎反町の「矢板市城の湯温泉センター」の宿泊棟が完成し2日、リニューアルオープン記念式典が行われた。1日に開所した矢板市末広町の矢板市文化スポーツ複合施設と連携し、スポーツ合宿を軸とした滞在型スポーツツーリズムを推進する。
同センター2号館のうち、温泉くみ上げポンプの故障で休業した浴場部分約628平方メートルを改修し、宿泊定員50人の宿泊棟として整備。2人用客室14室、4人用4室、6人用1室。森づくりを振興する市の特徴を踏まえて、木の壁や木製ベッドを配置した。
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施設内には本年度新設の矢板市スポーツツーリズム推進室が置かれ、矢板市観光協会が矢板市扇町1丁目から移転した。ともに職員が常駐する。
無料Wi-Fiも整備された。利用者はワイファイを使って同複合施設で得た運動能力基礎データや動画を活用できるほか、随時1号館の浴場を使える。
改修工事費は2億500万円、うち1億400万円は国の交付金を充てた。
式典で斎藤淳一郎市長は「観光関連の団体も集結させてソフト面でも充実を図り、スポーツツーリズムの拠点としていく」とあいさつした。
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